0.3mm エンドミルによる彫刻と墨入れ
彫刻と墨入れの再検討です。
アルミパネルへの墨入れが思い通りに出来れば、シルクスクリーンに負けない視認性と彫刻の耐久性を確保できます。
先行して、アッテネータの計測用のパネルで彫刻に再チャレンジ。これまでよりも1パス当たりの彫り込み深さを少なくしてチャレンジ、しかし、半日程度でエンドミルは折れてしまいました。(アルミ・樹脂用で約3500円/本)
今回は、さらに移動スピードを落としてチャレンジ(パラメーターは企業秘密です)結果は下の写真の通りです。(黒の漆塗料で墨入れしてあります)エンドミルも無事です。
アルミパネルへの墨入れが思い通りに出来れば、シルクスクリーンに負けない視認性と彫刻の耐久性を確保できます。
先行して、アッテネータの計測用のパネルで彫刻に再チャレンジ。これまでよりも1パス当たりの彫り込み深さを少なくしてチャレンジ、しかし、半日程度でエンドミルは折れてしまいました。(アルミ・樹脂用で約3500円/本)
今回は、さらに移動スピードを落としてチャレンジ(パラメーターは企業秘密です)結果は下の写真の通りです。(黒の漆塗料で墨入れしてあります)エンドミルも無事です。

横に長い線の太さは。0.3mmです文字の大きさは「R」がh=3mmです「SA5X3」はh=4.5mmです。フォントは、極細フォントという、線文字に近い特殊なフォントです。彫りの深さは0.3mm~0.36mm程度です。エンドミルですので溝は0.3×0.3mmの四角の溝に仕上がります。
これまでの、彫刻用カッターですとV字の溝になり、線幅は1.0mm程度に太くなってしまいます。さらに、溝が斜めなのではみ出した墨を除去しようとすると、入れた墨が、一緒に取れてきてしまいます。ということで、これまで墨入れは、大きな文字だけにしていました。
彫刻の後は、パネルを良く洗浄して、墨入れします。塗料は黒色のカシュー漆(ウルシ)です。
たっぷり、すり込む様に溝に入れます。「へら」で不要な墨を除去します。「へら」は硬い厚紙が便利です。(牛乳パックをカッターできれいに切断して使用しています。)
乾燥するまえに、できるかぎり余分な墨を除去します。溝が深いとは言え、まだ乾いていないので、溝をまたいで擦ると、墨がとれてきますので、溝の直近周辺だけにします。この後丸1日乾燥します。冬場はドライヤーで少し暖めて表面を乾燥させておくと、長時間になる乾燥中ホコリがつきにくいと思います。
十分乾燥してから、残った汚れをこまめに除去します。汚れが落ちない場合、塗料の薄め液(溶剤)をつけた綿棒などで、除去します。この時も溶剤が多く溝に入らないように注意します。
完成した、パッシブプリアンプ フロントパネル
リアパネルです。(全てクリックで拡大して写真をご覧になれます)
彫刻に24時間以上、墨入れと余分な墨の事前除去、乾燥に24時間、仕上げと丸3日掛かってしまいます。3日分の工賃をそのまま上乗せできないので、もう少し検討が必要です。
今回は、このまま販売します。(超お買い得品となります。早い者勝ちです)
これまでの、彫刻用カッターですとV字の溝になり、線幅は1.0mm程度に太くなってしまいます。さらに、溝が斜めなのではみ出した墨を除去しようとすると、入れた墨が、一緒に取れてきてしまいます。ということで、これまで墨入れは、大きな文字だけにしていました。
彫刻の後は、パネルを良く洗浄して、墨入れします。塗料は黒色のカシュー漆(ウルシ)です。





彫刻に24時間以上、墨入れと余分な墨の事前除去、乾燥に24時間、仕上げと丸3日掛かってしまいます。3日分の工賃をそのまま上乗せできないので、もう少し検討が必要です。
今回は、このまま販売します。(超お買い得品となります。早い者勝ちです)
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 0.3mm エンドミルによる彫刻と墨入れ
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://tec-asai.com/mt/mt-tb.cgi/139
営業日>>>>>>
自身の経験より、自作アンプなどで労力を使って大変なのがパネルやシャシの加工で、仕上がりで苦労するのがパネルへの表示だと思います。マニアの方ならば、配線やアッテネータの抵抗器の半田付けは、問題なくできると思われます。苦労するその部分をお手伝いさせて頂きます。
パネルやシャシーの加工は当面平アルミパネルにだけですがも、ポンチ絵からでも設計・製図・加工します。
腕に自信のある方へは、アンプ類もキットでおわけします。
自身の経験より、自作アンプなどで労力を使って大変なのがパネルやシャシの加工で、仕上がりで苦労するのがパネルへの表示だと思います。マニアの方ならば、配線やアッテネータの抵抗器の半田付けは、問題なくできると思われます。苦労するその部分をお手伝いさせて頂きます。

コメントする