T-ATTBOX-1(ケースデザイン・パーツ少し変更しました)
◆◆ モデルチェンジの理由 ◆◆
従来品は、タカチのフリーサイズケースで、板厚が2mmの部品名「側板」をフロント・リアにして使用してきました。「上下カバー」や「Hフレーム」がヘアラインー処理にアルマイト処理とやや高級感があるのに対して、「側板」はヘアラインなしのアルマイトで、ATTBOXの正面に使うには、やや気が引けていました。
そこで今回、板厚が1.5mmと薄くなりますがタカチさんの部品名「上下カバー」をフロントパネルにすることにし、ATTの回り止めを工夫してモデルチェンジしました。 フリーサイズケースの基本サイズの種類により、高さが60mmと従来より10mm大きくなりましたが、中身は基本的に変わりません、がデザイン的には従来レイアウトの側板と前後を入れ替えたものになります。RCAピンジャックを変更します。内部の配線にプリント基板を採用します。そのため、リアパネルのデザインが少し変わりました。2014/12/08より実施済です。部品は少し高くなりましたが、価格は据え置きました。
◆◆ 特徴 ◆◆
T型定インピーダンス23ステップのアッテネータをケースに入れ、入出力端子を付けたシンプルで高性能な音量調節器です。
◆◆ ラインナップ ◆◆
標準で10KΩ・20KΩ・50KΩをご用意しています。入出力端子はRCAピンジャックです。
(入出力が平衡タイプは別商品となりこちらにございます)



<<< 写真をクリックすると、大きな画像でご覧頂けます。>>>
アッテネータ単体をお求めのお客様で、アンプに組み込まずご使用の方が多くいらっしゃる様でしたので、ケースに入れてアッテネータボックスにしました。
(CDプレーヤーとメインアンプの間に入れてご使用になる方が多い様です。)ケースは株式会社タカチ電機工業製のブラックアルマイトの専用ケースで、工房ASAIにて、穴あけ加工、および表示のダイヤモンド罫書き彫刻を施しました。
つまみは、使い易く見やすいサトーパーツの樹脂つまみを採用しました。
RCAピンジャックは一般的な金メッキのものですが、パネルはDカット穴を正確に加工し、ゆるみに強い組み付け方法としています。4個のピンジャックはプリント基板に配置し配線を最小限にしました。
アース端子はご利用になることはあまり無いかも知れませんが、ワンポイントアース端子として取り付けています。
(使用している部品、配線は入手状況により同等品にて変更する場合がございます。)
アッテネータボックスの取り扱い説明書はこちらでご覧頂けます。→ 取り扱い説明書
(旧タイプはこちら→ 取り扱い説明書 )
事前検討にお役立て下さい。また、アッテネータのキットで、単体の組み立て資料も公開しています。
特性 項目 |
|
●入力・出力 (インピーダンス) |
・RCAピンジャック(入出力インピーダンス10KΩ又は20KΩ又は50KΩ) |
●減衰方式 | ・T型、定インピーダンスアッテネータ |
●減衰量(dB) | ・0-3-6-9-12-15-18-21-24-27-30-33-36-39-42-45-48-51-54-57-62-67-∞dB(注;「0」は入出力直結、「∞」は出力短絡となります) |
●ケース | ・株式会社タカチ電機工業 KCS60-90-90-NBB |
●ロータリースイッチ | ・東京測定器材株式会社製 RP7X ・接点 金接点ダブルコンタクト |
●抵抗器 | ・KOA製 金属被膜抵抗器 1/4W(MFS) 1%、他 ・プリント基板 オリジナル、半田面黒漆塗装又はレジスト塗装 |
●外寸・付属品 |
・W94xH60xD90 mm (脚・端子・つまみを除くケース寸法) |
価格:¥34,870.- (2019年10月1日より税込み)
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自身の経験より、自作アンプなどで労力を使って大変なのがパネルやシャシの加工で、仕上がりで苦労するのがパネルへの表示だと思います。マニアの方ならば、配線やアッテネータの抵抗器の半田付けは、問題なくできると思われます。苦労するその部分をお手伝いさせて頂きます。
パネルやシャシーの加工は当面平アルミパネルにだけですがも、ポンチ絵からでも設計・製図・加工します。
腕に自信のある方へは、アンプ類もキットでおわけします。
自身の経験より、自作アンプなどで労力を使って大変なのがパネルやシャシの加工で、仕上がりで苦労するのがパネルへの表示だと思います。マニアの方ならば、配線やアッテネータの抵抗器の半田付けは、問題なくできると思われます。苦労するその部分をお手伝いさせて頂きます。

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